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大型製品 加工品・塗装センター
板金の粉体塗装とは

板金の粉体塗装とは?大型板金にも対応する塗装センターが解説

粉体塗装とは、樹脂を粉末状にした粉体塗料を製品表面に静電気で吸着させ、加熱炉で溶融・硬化させて塗膜を形成する塗装方法です。溶剤を使わず塗料を焼き付けるため、均一で丈夫な塗膜に仕上がりやすいことが特長です。本ページでは、板金製品における粉体塗装の仕組みと溶剤塗装との違い、メリット、当社の対応力について解説します。

粉体塗装と溶剤塗装(液体塗装)の違い

板金の塗装には、大きく分けて「粉体塗装」と「溶剤塗装(液体塗装)」の2種類があります。それぞれの特長を比較すると、次のような違いがあります。

項目粉体塗装溶剤塗装(液体塗装)
膜厚の均一性厚膜でも均一になりやすい薄膜の精密な仕上げが得意
耐久性・耐候性高い(傷・腐食に強い)製品により異なる
環境負荷(VOC)溶剤を使わないため少ない揮発性有機化合物が発生
色・仕上げの自由度粉体の切替が必要調色や特殊塗装に対応しやすい
向いている製品大型製品、屋外製品、構造部材意匠性が求められる製品、小ロット多色

板金の粉体塗装のメリット

膜厚が均一で仕上がりが安定する

静電気を利用して塗料を吸着させるため、複雑な形状の製品でも比較的均一な膜厚で仕上がりやすく、大型・長尺の板金製品でも品質を安定させやすいという特長があります。

耐食性・耐久性に優れる

焼付により硬く丈夫な塗膜を形成するため、屋外で使用される構造部材や、傷・薬品・紫外線などの影響を受けやすい環境下の製品にも適しています。

VOC(揮発性有機化合物)が少なく環境に配慮

溶剤を使用しないため、塗装工程で発生するVOCを抑えられ、作業環境や周辺環境への負荷を軽減できます。

大型製品でも一貫対応がしやすい

加工から粉体塗装までを自社内で一貫して行うことで、工程ごとの外注や横持ち輸送が不要になり、コストとリードタイムの両方を削減できます。

こんな板金製品におすすめ

  • 制御盤・配電盤などの筐体
  • 産業機械のフレーム・カバー
  • 建材パネル・外構部材
  • 大型フレーム・台車・搬送治具

大型製品加工品・塗装センターの粉体塗装対応力

当社では、開口4m×奥行2m×高さ2mの大型乾燥炉を保有し、180〜200℃程度の高温焼付が必要な粉体塗装にも対応しています。台車投入方式を採用しているため、長尺・大型のワークも横向きのまま安全に出し入れでき、セッティング時間の短縮につながります。また、最大4.1m対応のNCベンダーやロボット溶接機など製缶板金設備を自社内に備えているため、板金加工・組立から粉体塗装まで、横持ちなしでワンストップにご依頼いただけます。

粉体塗装についてよくある質問

Q. 粉体塗装は屋外で使う製品にも使えますか?

A. はい、耐候性・耐食性に優れているため、屋外で使用される構造部材や機器にも広く採用されています。

Q. 色や仕上げのバリエーションはありますか?

A. 粉体塗料の種類により、光沢・艶消しなど様々な仕上げに対応可能です。ご希望の色味・仕上げがあればご相談ください。

Q. 溶剤塗装と粉体塗装、どちらを選べばよいですか?

A. 製品の用途・サイズ・求められる意匠性によって適した塗装方法は異なります。図面やご要望をお伺いした上で、最適な塗装方法をご提案いたします。

まとめ

粉体塗装は、均一な膜厚と高い耐久性、環境負荷の少なさを兼ね備えた塗装方法です。大型製品加工品・塗装センターでは、4mクラスの大型乾燥炉と一貫対応体制により、大型板金の粉体塗装にも柔軟にお応えしています。板金加工・組立から粉体塗装まで、まずはお気軽にお問い合わせください。